2011年6月「6月のビターオレンジ」を観たこと
初めて生シゲアキを観たのは、2011年6月にグローブ座で上演された「6月のビターオレンジ」だった。
その頃はまだNEWSのファンではなく、ドラマ(特に「トラブルマン」)を見て、加藤成亮、ちょっと気になるなぁっていうくらい。
舞台の情報を聞いた時、どうしても見たくなったのだが、すでにプレイガイドも発売開始され、ダメかなぁと思いつつ、電話すると、
ラッキーなことに3階の後列、正面の席がとれたのだった。
今じゃ考えられないよねぇ。
グローブ座に行ったことのある人はわかると思うが、3階の後列は見切れが多い席で、特に両端は舞台半分見えないぞ、って感じ。
ただ、この時は正面だったので、かろうじて全体が見渡すことができ、
それなりに満足して観劇。
ストーリーは、久々に実家に戻ってきたシゲと、
TOKIOの城島くん演じるお兄ちゃんやお父さんが繰り広げるドタバタコメディ
(だったと思う)。
笑いあり、ほろりとさせるシーンありの楽しい舞台だった。
暗転して、拍手で出てきたシゲはニコリともせず(という私の印象)、
目線は前の方の席のまま、お辞儀して、はけた…
3階席だった私が勝手にちょっといじけてたのかもしれないけど、
やっぱり上の方まで目線を上げて欲しかったなぁと思いつつ帰った記憶がある。
まぁ、だからといって嫌いになるわけでもなく、
それからほどなく4人になり、
では、4人まとめて応援しなくては、とわけのわからない使命感に燃え、今に至る、わけだけど。
あの舞台から1年ちょっと、
ほっともっと神戸のMCで、
シゲ〜というファンの声に、「泣くの疲れたよ」
と言いつつ笑顔で応え、
さらに、その次に名古屋で見たシゲは、
天井近くの立ち見席で飛び跳ねていた私たちにも声をかけ、手を振ってくれていた。
今から思えば、ビターオレンジの頃って、いちばん辛くて悩んでいた時期なのかな。
とにかく、そんな何年間があって、今のシゲがいるんだなぁって。
そして、つくづく、くさらず、頑張ってくれて、本当によかったと思う。
DVD「Strawberry」のインタビューを見ながら、ちょっと思い出話。